太地町防災訓練

平成27年2月14日(土)
天候:快晴 (昨日尾鷲近くでは雪が降っていたが)

会場:太地町多目的センター(高台15m)  
参加者:約500名 

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この町は紀伊半島の先端より三重県側に寄っているチョコット突き出ているこぶの様な半島である。
海岸線はリアス式で町全体が熊野灘に面している。

町の中には避難タワーも見受けられた。
しかし被害想定は下記に記載したが厳しい状況である。

私どもは、防災訓練は楽しくやるということを常日頃訴えている。
負担なく行うことは長期行動につながる。

鯨を取るということは皆が力を合わせなければできない。
その気風があれば、きっと災害には強い。

◆記録
7時30分より準備 
日赤奉仕団と町内婦人会それぞれ約10名ずつ参加 

機材:まかないくん50型本体=1 
専用鍋=1 50型灯油バーナー=1 熱交換器=1

まかないくん水道ポンプ=1 
足元暖房システム=1 お袋のワザ(デモ2枚入り)=20袋
調理:アルファー化米(山菜おこわ)による炊き出し=5箱(250食 湯の量5.51ℓ*5=27.5ℓ) 
お袋のワザによる無洗米炊飯=10袋(塩を振っておにぎりとして)

相変わらず、まかないくん50型の灯油バーナーの燃焼状態はGOOD 煤なし臭いなし

足元暖房を持参 この商品は避難所でお休み頂く時、避難者の足元を暖める。
これからの必需品だ。発案は阪神大震災の時避難所で500名の方々が亡くなられたとの情報から作成。

◆参考1:太地町における南海トラフ巨大地震の被害想定(平成26年10月公表)
建物被害―総棟数1,800 全壊1,200 全壊率67%(県下3位)
人的被害―対象人口2,800人 死者2,000 重傷者10人 軽症者38人(県下1位)
上水道被害―水道人口3,500人 発災直後3,400人 1週間後1,600人 1ヶ月後0人
電力被害―発災直後停電率100% 1日後97% 4日後28% 1週間後25%
通信被害-固定電話不通率 1ヵ月後100% 携帯電話不通率 非常に繫がりにくい

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