こんにちは!まかないくんです。

本日は解体新書から少し外れた幕間をお知らせしたいです。
その名も「野外炊飯の方法」です。

かつての戦場にて、炊飯を行う場合、実際にはこうなっていたというお話です。

名称未設定アートワーク (16)
相変わらず見苦しい絵ですが、土の線を表しています。
この土を以下のように、
名称未設定アートワーク (17)

真ん中に窪みができるように、掘り込みます。
そして、そこに目皿を乗せ、
名称未設定アートワーク (18)
その上にドラム缶式を乗せます。
名称未設定アートワーク (19)
そして中に薪を入れて火をつけることで、
名称未設定アートワーク (20)
下の掘りこんだ隙間から空気が入り、良く燃えます。
そして、薪をどんどん追加していくと灰がたまりますが
名称未設定アートワーク (21)
この形状であれば下の掘りこんだスペースに灰がたまり、
燃焼の邪魔をすることがありません。

 

当時はこのような手間をかけて使用していたそうです。

今の私たちの身の回りには、なかなか土のところがなく、炊き出しをするときに
掘りこむスコップ等も手間もかけることはしません。
ということは、カマドの形状は
名称未設定アートワーク (6)

この形では不十分で、
名称未設定アートワーク (22)
この形が本来ではないかと考えました。

いかがでしょう皆さん。
こちらの方が合理的な構造だと思いませんか?

なお、まかないくんはこの部分に、灰受け皿が付いております。

写真 2014-04-15 13 54 41

 

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