取締役社長 山本修一

阪神大震災の時炊き出しボランティアに行って感じたこと片や日常生活、片や困窮生活、被災しなかった所と被災したところでこうも変わるのかこのギャップは何なのかもっと手を差し伸べるべきではないか、災害に限らず世界を見ても同様なことは起きている。少しの負担で人々は助け合うことができるのに。

 

東日本大震災で互いに助け合うこと、絆が大事だということは解りつつあるがまだまだだ。災害時に合わせて備えをする。外からの救援を待つというのも一つだが自らも備えていれば何とか助かると思う。私の事業はそんな人々の役に立つことだ単に炊き出しのカマドだが車では燃料だ人間でも活力の源である。戦時中は炊き出しのおにぎりというイメージであるが今の時代は多様化する食事で人々を活性化させるまた炊き出し周辺でできる事はみんなやる

そんな気構えでやらないと近い将来の南海トラフ・首都直下地震には対応できない。いわば自然災害と人間との闘いなのだ。人間が活性化すれば倒壊現場で建築物を取り除いたり人々を救出する力仕事もできる。また頭の能力をフルに発揮して外部へ救援を依頼することもできる。いわばマンパワーを最大限活用することに繋がる。単に炊き出しだが被災地救援・復興を担っている。親が子供の目の前に大きな暖かいおにぎりを作って「ほーらおいしいよ・がんばって」といって元気づける行為に似ている。

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