日赤新潟 青奉・防ボラ研修会

日赤新潟 青奉・防ボラ研修会

こんにちは!まかないくんです。 8/18~21まで新潟県入徳館屋外研修所にて日赤新潟 青奉防災キャンプ・防ボラ研修会に参加してきました。手作りのうどんを茹でていただいたり!ご飯を炊いていただいたり!枝豆を茹でたり!食の面で非常に多く使用していただきました! 特に、参加された皆さんから言われたのは・・・灯油バーナーっていいよね!っていう言葉です!LPガスもいいんですが、燃料調達という面から、ガソリンスタンドでポリタンクさえあれば入手できるのはとても便利だという意見がとても多かったです!そして、ハイゼックス・お袋のワザといろんな「炊飯袋」で食べましたが、一番美味しかったのは、「直炊飯」!そのままのご飯を湯炊きと呼ばれる方法で炊く!そうすると「初心者」でも「簡単」に作れます!この話をすると、眉毛に唾をつけ、「まゆつばもんだねー」と言われますので、実際に説明しながら作っていただくと「ドキドキ」と「美味しいご飯」が付いてくるそうです! 大事なのは「焦げた匂い」。気になる人は是非ともこちらまで。※新規に簡易:ご飯の炊き方を添付しました。

熊本に行ってきたまかないくん

こんにちは!まかないくんです! 4月に発生した熊本地震。その中心である益城総合体育館で皆さんのお役に立てればと思って行ってまいりました! 大勢の人数で炊き出しをします。その中で色々な問題もありましたが、「人が人を助けるのに理由はない」と言う言葉通りなのかなと思います! 組織は大事です。組織形成はもっと大事です。 そして普段の訓練も大事だと思いました。 大事なことばっかり。でも、まずは一歩、「防災」という取り組みに脚を踏み出すことが大事なのかなと思います。 今まだ復興の途上にある熊本。まだまだ力になれることが多くあるはずです。私、まかないくんも熊本のために出来ることを精一杯やっていきます。  

熊本地震の記録 その⑪

⑲こちらは福岡の博多ラーメン炊き出し。 リーダーと最初うまくゆかなかったが仕事が進むにつれ意思疎通がうまくゆく。大量・大仕事の時には適度の会話が必要になる。当方初めての九州人々と触れ合うのも大いなる楽しみでもあった。 ⑳これは筑後うどんの炊き出し隊、 1回の炊き出しにこれだけ来る。準備をした人もいて多くの善意だ。私は炊き出し責任者として彼らの苦労を思うとき、配食前必ず挨拶をして頂く。団体名・被災者への言葉・料理などをきっちり伝えてもらう。受ける方も礼儀として拍手する。心と心のキャッチボールが大切だ。心に残るのは地元女子サッカー「ルネサス」マイクで盛んに元気付ける。大きな拍手と歓声が上がった。 

熊本地震の記録 その⑩

⑰写真は85型だが初期のもの バーナーは現在のものだ。点火はスイッチ一つ7秒で点火する。火力はハイ・ローの2段切り替え、それ以下はスイッチによる間欠運転だ。ご飯は最大30㎏の米を炊く、ご飯になると72㎏程に、おにぎりは約600個一人2個で300食だ。実災害にはできるだけ調理量の大きいものを。小さくては多くの手間がかかる。災害時はいつも灯油バーナーを持って行く。プロパンではボンベの供給が困難だから。   ⑱写真は長崎「勝」の炊き出しだ。 提供した料理は長崎チャンポン・皿うどん他カレーなどがあって、最初釜の能力から計算して希望の半分であったが是非被災者に十分食べさせて上げたいとの強い熱意により、85型を2~3回転使用した。  ホースは熱湯を入れている。左側の青い服装はB&Bの島田洋七さん「勝」の友人としてお忍びで頑張る。「佐賀がばいばーちゃん」の話を織り交ぜんながら被災者を励ます。

熊本地震の記録 その⑨

⑮酷なようだが、こんな時にこそ被災者自身が炊き出しを行うべきだと考えている。 防災の観点では長期避難所生活をすると生活不活発病などは体を動かさないことで起きるという。人間本来は体を動かし人々と協調して生活するようにできている。支援は必要だが人ではある意味避難所にはたくさんある。物資や食材があれば被災者自らが調理する。写真は掘った芋の皮むきだ。当然話し合いが生まれ心も安らぐ。  ⑯1200食,夕食だけでも大変な労力だ。 家庭では4人家族に一人の調理人、では1200食では?実際20名ほどで行う。釜に火を入れ沸かす間に急ぎ下調理を行う豚汁なら豚肉・大根・人参・こんにゃく・ゴボウ・里芋などを切り刻みだし・味噌最後にネギを添える。85型が3台になって300ℓの調理 150㎏は食材だ。時間にキッチリ間に合わせる。たとえ少なくとも全員に行き渡るように配食をする。配食時間は70分~150分に及ぶ。

熊本地震の記録 その⑧

⑬流し台には混合水栓が2個付いているが それでも足らないときは水道ポンプについている水栓から直接使う。 水道ポンプは組み立て式になっている収納時は下部の水槽をひっくり返してポンプにかぶせる。収納姿で高岡から運搬してきたが当たり前のことだが運搬時の丈夫さも実証された。毎分45ℓの吐水 押上揚程27ⅿ 省エネステンレスインバーター。後ろの青いのがバルーン型1t水槽。 ⑭同じく水道ポンプ 当社は被災地から学んで商品を作る。防災用品は最低限必要なものを最初作る。ライフスポットを形成するときの必需品。手洗い・野菜洗い・調理作業に大量の水を使う。1200食調理 手汲みでは間に合わない。ポンプは節水でもある。使用時は排水の事も忘れずに。入口が必要な時は出口も必要。

熊本地震の記録 その⑦

⑪自衛隊さんの給水車から水を頂くときは上部のマンホールに水道ポンプの吸管を挿入して。 手前は200ℓタンクその後ポンプ後ろに1tバルーン型水槽。最初,飲料専用を拡大解釈で炊き出し用として頂いたがその時の使用水量は700ℓ/日。その後シャワーを使い始めると1.5tの水を使用するために我々独自に水を確保。幸い500ⅿ離れたところに水道センターがあって私の1.5tトラックに借りたステンレスタンクで運んだ。   ⑫炊き出し器「まかないくん85型」に給水をしているところ。 ホースを流し台水栓につけて入れる。湯も入れることができ急ぎ沸かすときに便利。これは友人キャンベル田之下君の阪神大震災経験。カマドは10年ほど前に作ったものバーナーは初期のオレンジ色(今はクリーム色)長期にわたって使用できることを実証する。満水120ℓ調理量100ℓ、釜の淵の高さがテーブルの高さより高いのはゴミが入らず衛生的かも。

熊本地震の記録 その⑥

⑩改善点も見つかる。 シャワールームは奥にあって手前は脱衣用テントで既製品を使用。これは使用が決まった日に被災者の若者・学生らと一緒に作った。設置場所が傾斜地で排水角桝を考慮し設置した。只問題だったのは、換気扇が付いていないので霧が掛かったようで前が見づらいとのこと災害時使用は商品の改良につながる。

熊本地震の記録 その⑤

⑧これは灯油給湯ボイラー  水道ポンプから青のホースで受水しヘッダーを介してシャワールーム・流し台へと2線湯と水を給水する。炊き出し器へ湯を入れれば早く湧き上がる。災害時こんな便利な文明の利器?と思われるが不便を楽しむキャンプと違う。必要性・安全確保・収納性を考えてヤマヤはどんどん開発してきた。   ⑨シャワールーム  設置して2~3日してようやく声が掛かった。5~6人が見にきて、これだこれだと言う。よく聞くと自衛隊のお風呂に入れない体の不自由な人や介助が必要な人向けに使用される。私の知るところでは15人/日の使用があった。車椅子で来た入浴者が介助ボランティアによって体を洗ってもらう。床上に椅子を置き体を洗う。本来、お年寄りの失禁対策を目的に作ったが新たな使い方が見つかった。

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