2023年能登半島地震

① 2023年能登半島地震 令和5年5月5日 午後2時24分高岡にいても震度4 警報が来てすぐに揺れた。16年前には輪島での地震の経験があって すぐに災害ボラと連絡し炊き出しに行くことを決めた。炊き出し器材の避難所設備システムをトラックに積み込むのは営業で慣れていた。

2023年5月 能登半島地震で炊き出しを行いました

2023年5月5日午後2時42分 能登半島珠洲市で地震 すぐに炊き出しの準備を始め 午後7時高岡を出発 珠洲市役所は午後9時半過ぎ到着。 役所は大変なので担当の方に伝え 翌朝同市正院公民館にゆく 炊き出し機材は常にトラックには積んでいる状態(営業に見せるため)であったのでそれに食材など積んでのことだった。正院公民館では暖かく迎い入れてくださり 早速かまどなどを設置展開する。 動画はその設置の状況を表している 炊き出し機材もシステムでないと機能しないことから 私共ではライフラインを組み入れたものになって電気は発電機(今回は家庭電源)水道は散水栓(水量が弱いこともあり)を水道ポンプにいれ使用 燃料は災害時入手が可能な灯油で行った。 レイアウトは 散水栓→水道ポンプ→熱交換器→流し台 カマドは まかないくん85型 大なべ55型 を使用 85型は給湯専用とし 調理は55型で行った。 調理は基本的に避難者とその管理者が行う 調理:ご飯 米6kgを湯炊きで行う※1 おにぎりは塩むすび 120個  味噌汁は油揚げの味噌汁 きざみ油揚げ だしの素 ネギで作る その他インスタントコーヒーでお椀で飲む 避難者は約20名だが在宅でご飯が作れない人もいることから取りに来てもらったり配達して全てを配食する。  

2018年北海道胆振東部地震 厚真町の記録3

まかない用コーヒー コーヒー缶は湯煎すると短時間でホットコーヒーとなる。朝早い調理者に「今日も頑張って」と願って。   煮炊き作業の合間に カマドに火を入れ調理中 大変な作業の中のしばしの休息 厳しい中にも話し合いの花が咲く。炊き出し器まかないくん85型は火が見えない構造 二重構造のため接近調理も可能。熊本ではテボ10個を使いうどんを提供した。   9月9日の朝食 ご飯・味噌汁・レンコン・揚げ物など。漬物もあるが後で保健所から漬物は出さないようにとの注意があった。ちなみに漬物作りは私山本の提案で責任は私が。次回は野菜を湯煎するか蒸気蒸しして消毒して試作するか?   段ボールベットの到着 避難所で欠かせない段ボールベット・暖段はこベットが12Tトラック2台来る。通常考えられない。なぜならベットは災害が起きてすぐ作るのが基本だから。今回停電で工場は止まっていたが北見看護大学に400床の備蓄があった。これを偶然とみるか必然とみるか議論が必要。   カマドを移動 紐を引っ張ってカマドを移動。調理はテント下の調理場で作るが雨が降ったらポーチの下で配食しなければ受け取る人々が雨に濡れる。使用の、まかないくん・大なべにはキャスター・カマド取っ手が付いており移動ができる。結果論でもある。   まかないくん30型に熱交換器 CDC避難所環境アセスメントという国際規格が有り、その中にお湯が使える事という条文がある。専用給湯ボイラーもあるが写真はカマドの熱を熱交換して給湯する。これでもシャワー1基分の給湯能力がある。カマドなら燃料は薪廃材でも湯が造れる。   煮込み料理 夕食の煮込み料理の準備 大根・人参・揚げ・鳴門巻き・天ぷら・こんにゃくなど。食材の調達は商工会が手配する町内の商店や農協などへ 交渉して第一優先で入れてもらう。また食器などは毎日2000~3000の発注がなされている。見えないバックの力を見落としてはならぬ。   ポーチ下の配食 手前が外側 奥の玄関より避難者が並びポーチ下右側からU字に沿って配食が進む。   右側から プレートを取って 自衛隊さんが炊飯のご飯を頂く ふりかけ・のり・果物を頂く。配食時間はきっちり行う。熊本では秒読みして提供した。遅くなる場合は伝えて了解を取る。10分の違いは10分*避難者数となり大きな時間の無駄となる。   左側へ 左側は炊き出し隊が作った副食。今晩の料理は煮込み料理 地元の人が作った地元の味だ。食べ慣れているものを提供する重要性を説く人もいる。毎食弁当では飽きられることが多い、また年齢・体調などによる調理の多様性が必要とされる。   マスコミ 被災者の表情が顔に現れやすいのかマスコミが大勢来る。中には新華社やKBSなど外国のマスコミも来る。そうなると国家の威信にかけて 被災者の元気な姿を撮ってもらいたい。   弁当よりも炊き出し 今年の災害 西日本豪雨被災地で炊き出しを提案したがことごとく断られた。どうも排水など衛生面での懸念 しかし炊き出しは関係者には大変だろうが被災者には大きな活力になる。弁当と炊き出しは同じではない。その差は被災者を思いやる心か?   9月9日夕食 具たくさんの煮込み料理 串焼きが付く 串焼きは外部炊き出し隊によるもの。   調理を終えて 衛生第一 調理器を片づけ・掃除をして明日に備える。   流し台の重要性 流し台がなければ保健所は炊き出しを許さない。手洗いから始まり調理・食器洗い・後片づけなど欠かせない。CDCアセスメントによる給湯装置が後ろにある。水栓は湯水混合栓だ。   佃煮を煮込む 食のバラエティー ヒジキなどを使い佃煮を煮込む 絶えず木へらで攪拌しながら私が行った。今回写真が多く撮れたのは、私の仕事として最初機材の使い方と炊き出しノウハウを伝えただけなのでゆとりが多く記録班の役割となった。   9月10日 発災5日目の朝食 皆さんだいぶ慣れてきた。晴れているので屋外で配食する。調理側と食べる側 同じ町同士の見慣れた顔だ。会話も交わせるので安否確認や体調管理など 互に頑張ろうという気が沸いてくる。 …

2018年北海道胆振東部地震 厚真町の記録2

食は北海道 これは何でしょう。メロンです。さすが北海道 食の宝庫! しかし食材提供は簡単に見えても日頃の町の絆がなければ困難なのではと思われました。   局長 厚真町商工会の事務局長 金子さんです。局長と言えば新選組の近藤勇を連想しますが、彼はにらみで人を統制しない。人々を想いみんなの幸せのために頑張り続けました。   9月8日 お昼の配食  自衛隊さんが作ったおにぎりと炊き出し隊の味噌汁 ナス・シイタケ・ほうれん草・豆腐・味噌そしてメロンと記録に残っています。   おにぎりの配食 ~奇跡か偶然か?~ 台風・地震と続いた今回の確率は相当低い、支援の我々だってたまたま北海道にいて段ボールベットがあってということから奇跡に近い。奇跡は再び起こらない。支援・対応力を相当高めることが緊急課題だ。   次に味噌汁  ~災害に強い町づくり~ 長年やってきて今回が一番理想的炊き出し。被災者自ら行う・日頃からイベントが多い・人々の絆が強いなどのベースがあり、商工会の力として食料・物資の調達力があった。近いうちに慰労会を兼ね反省会を開催し次回に備えたい。   最後はメロン ~関連死を抑える~ 熊本地震では直接死50名に対し4倍の約200名が関連死で亡くなられた。避難所のあり方、特にトイレ・キッチン・ベットが重要視された。災害時環境が変わることからケアの必要性は高い。災害が冬期であれば?この対策も講じておきたい。   助っ人登場 外食屋さん登場 ピザーラのピザ。食事はバライティに富んだもの。日頃の食事+アルファー 外部からの食事応援 全国のみんなが被災地を気遣ってくれる。この日、親しい宇和島に居た災害ボランティアがフェリーを乗り継いでやって来た。頼もしい機械系ボランティア。 自衛隊さんの給水車(1) 自衛隊さんが私共の炊き出し場すぐ横に給水車を設置した。タンクの上部マンホールに私達の水道ポンプ吸管を投入し流し台の水がいつでも使えるようにして頂いた。おや奥の方に小さな人影 可愛い被災者がやさしい自衛隊のお兄さんから水を頂いている。   自衛隊の給水車(2) この様子は《緊急報道》北海道東部胆振地震 厚真町現地自衛隊レポート 桜h30/9/8のネット映像後半に詳しい。ライフラインの断絶があって急ぎ欲しいものの順は1に水、2に炊き出しだ。思い出せば熊本益城町総合体育館 大いに水の世話を頂いた。   いよいよお風呂の出番 避難所の支援は先ず水そして炊き出し、次はお風呂だ。福祉センター「ゆくり」裏に自衛隊さんが作る浴場 男湯・女湯 奥が建屋 手前が巨大なバルーン型水槽が2基。後日談だがお一人入浴中に亡くなられた。常に安全管理をしているにも関わらず事故は発生する。    自衛隊さんの炊き出し部隊 第7師団災害派遣隊第7後方支援連隊とある。ここでおいしいごはんそしておにぎりを作る。自衛隊さんはご飯専門 炊き出し隊が副食を担当した。彼らのノウハウは貴重だ。以前ご飯の炊き方をお教えいただき今回の25㎏炊飯に役立った。彼らは皆調理士免許をお持ちとか。   商工会の炊き出し用具 長方形のコンロに炭をくべて寸胴釜で沸かす。専用の鋳物ガスコンロの用意もある。炭は充電ブロアーで勢いよく火を起こす。これなら串焼きなどのバーベキューにはもってこいだ。   頼もしい助っ人 こぶ黒 おいしい牛肉 100Kg積んで彼は来た。ネットで見ると日高の昆布で育てた和牛とある。彼の焼き肉店は飼育からの一貫していているとのこと。   こぶ黒の助っ人マン 非常食という考えは何もない状態での最低限を示す。できれば力や勇気が出るような食材が良いに決まっている。一口に100㎏の肉 私ごとだが1㎏を食べたこともあるが50gでも涙が出るようにうれしい、そしてうまい。計算では50gで2000食!被災者の事をよく知っていらっしゃる。   豊かな食材 さすが北海道 枝つき枝豆だけで10箱持ち込まれた。確かに1500人分となるとこれだけ必要。いつも食している枝豆を炊き出し器で茹でて一枝ずつ配食する。   まかないくん水道ポンプの使い方 水槽への給水方法は幾通りもある。これは10ℓタンクからの給水 投入口のヘリが45度傾斜となっているのでタンクをヘリに合わせ載せれば最後までタンクを持っている必要はない。   …

2018年北海道胆振東部地震 厚真町の記録1

平成30年9月6日朝3時6分大きな揺れ 北海道出張中 室蘭ユースホステルでかってない大きな地震に遭遇 ガタガタでなくガンガンという感じ。 5日に北海道ではめったに来ない台風21号通過あり、その翌日にこの大きな地震であった。私は翌朝地震状況を聞き被災地に行くことを決めた。写真はユースからの日の出。   厚真町にその日の10:30到着 トラックには8月末の仙台での危機管理産業展出品の新品カマド2台それに9月1日札幌新琴似で炊き出し訓練の為、炊き出し器2台・水道ポンプ・流し台・発電機など自己完結資材を幸いにも積んでいた。ラジオ情報から被災状況が入電されてない厚真町へ向かった。     センター前の炊き出しスペース 厚真町役場に着き炊き出しを話すと是非にと好意的に受け入れてくれた。炊き出し場を決めるためにトラックをスペースに止める。右後ろの電動時計は地震発生時午前3時6分を指している。ブラックアウトの時間でもある。    炊き出し場からセンター方向 ご覧の様に始めは閑散としているが続々支援の車が集まって来ることを予想した。役場の課長さんに人・物の調達を願う。人は商工会が行ってくれることに。食物は防災無線で街中に調達を呼び掛けて貰った。   厚真町総合福祉センター玄関 避難者はここを入り手続きを済ませ左側の避難スペースの多目的ホールに入ることになる。この時間避難者があったかは記憶にないが後でのぞいてみると受付がありそこには役所の人々が10名程度働いていた。   調理場作り 先ず排水が取れることを確認。排水口を基準にポンプ・流し台・炊き出し器の位置を決める。右奥にポンプ流し台・手前のカマドは流し台からお湯を出すための熱交換器付き。避難所の環境基準 スフィア基準に沿ったもの   テントが取り付けられる 炊き出し器4台 大なべ55型 まかないくん85型 同30型 バーナーは灯油バーナー3台 しかし油タンクは2個なので着脱して共用 それに30型用のLPガスバーナー テントは機材のレイアウト後建てられた。     炊飯 自衛隊さんの炊き出し隊より少々早かったので、先ずおにぎりを作ってくれとの要望で米10㎏と15㎏を2つの釜で炊飯する。幸いなことにこの炊飯方法は以前自衛隊さんに教えて頂き、最近習得した。おにぎりは乾パンと違い水分摂取ができる。   自衛隊さんの調理隊 暗闇の中で自衛隊さんが炊飯を行う。彼らはどんな環境下でもご飯を提供する。後日聞いたのだが今回の様に1500~2000食の場合、炊飯と副食調理を同時に作るのは困難とのことで、副食を町の人々(被災者)に任せたことは正解であった。   厚真町商工会が調理主体 日頃の催事にご使用の炭焚きコンロと寸胴釜 手慣れた手つき チームワークが人々の命をつなぐ。当社の名刺には「災害に強い人づくり町づくり」と書いているがまさにこのようなことだ。自助を望むならこのような共助は日頃から行う必要がある。   大なべ55型の燃焼 裸火が見えるがこの釜は大なべ55型 平釜なので攪拌がしやすい。当社が被災地に来る目的の一つはいろんな点で商品改良につながるため。会社では長期の使用実験はできない。メーカーが支援に来るのはある意味「当然」ともいえる。   こちらは、まかないくん85型 大容量100ℓの調理が可能 熊本益城町の総合体育館ではこの釜2台で当初1200食を作った。裸火は見えない安全性・熱効率が高く災害時最も頼りになる。これで最初米15㎏を炊飯 食数は300~400。   炊き出し調理場の外観 客の動線を考え 右から左へ配食する。   調理場 多くの人々が調理場に立ち込む。だからカマドは安全でなければならない。今回の55型は壁面のみ1重だが2重にすることに決めた。   防災は人なり もくもくと調理する人々 普段食べている食事を! 彼女も被災しているかもしれないが涙をこらえて調理する。思えば東日本の時はそうだった。名取市閖上地区の人びとを思い出す。  ここで注目! そろいの赤シャツ・黒エプロン この町は食のイベントが多い証拠   調理台確保 調理するには調理台 役場の人々は調理に関していろいろ便宜を図ってくれた。またそれは信頼による任せだった。災害時炊き出しは被災者自ら自主的に行うのが良い。そのために日頃から訓練が必要だが、この町はなぜか手慣れていてチームワークも良い。   …

コロナ対策品として開発中

新商品開発中です。 「てあらいくん PET」 YOUTUBEにて動画公開中です。   災害時、感染症対策として手洗いが必須となりました。 衛生環境の徹底のため、ご検討いただければ幸いです。

とやまよろず通信 富山県新世紀産業機構から   富山県新世紀産業機構さんから「とやまよろず通信」に掲載いただきました。 炊き出し器=「まかないくん」となってきてはいますが、その知名度に恥じぬよう頑張っていきたいと思います。

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